お知らせ What’s New
25卒就活実態「内々定を保有」過去最多の約7割…doda調査31/05/2024
ベネッセ i-キャリアが運営するdoda発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」は2024年5月29日、「25卒学生(大学4年生・修士2年生)就活実態調査」の結果を公表した。「内々定を保有している」学生は全体の約7割で、過去最多であることが明らかになった。
「dodaキャンパス」は4月22日から28日、「dodaキャンパス」に登録している25年卒の大学4年生と修士2年生の学生を対象に、就活実態調査を実施。その結果を公表した。有効回答数は582人。
2024年4月時点でこれまで選考を受けたことがある企業数について尋ねたところ、「1~5社」27.0%がもっとも多く、ついで「6~10社以上」22.7%となった。過去2年間と比較すると、「1~5社」は増加傾向にある一方、「11社~15社」以上の割合は23卒が48.7%であったのに対し、25卒は39.7%と9ポイント減少。大学生は、選考を受ける企業を厳選する傾向にあることがうかがえる結果となった。
保有する内々定数は、1位「0社」31.8%、2位「1社」24.4%、3位「2社」18.2%という結果となった。また、保有する内々定数「1社」から「8社以上」の合計でみても、23卒の59.7%に対し25卒は68.2%となり8.5ポイント増加。過去2年間でもっとも多い結果となった。内々定を得ている人の平均保有数は、23卒「2.2社」、24卒「2.1社」、25卒「2.4社」であった。
現在選考中の企業数については、「1社~5社」42.6%が最多となった。一方で、「0社」は25卒では42.3%となっており、23卒の29.3%から13ポイント上昇。また、「0社」と回答した学生の71.5%は「就活を終了している」と回答し、こちらも2年間で最多となった。この結果から、早期に内々定を獲得し、2024年4月時点ではすでに就活を終える学生が増加していることが明らかになった。
2024年4月以降のこれからの就活についての質問では、「内々定がないので就活を続ける」と回答した25卒学生は全体の29.2%となり、23卒と比べると8.9ポイント減少。一方で、「内々定先があり満足しているので就活を終了する/終了している」と回答したのは全体の38.5%で、23卒より11.8ポイント増加する結果となった。
そのほか、ベネッセ i-キャリアWebサイトでは「志望業界を絞った時期」「企業を選ぶ軸や求める条件が定まった時期」「志望業界、企業軸はいつ頃までに絞れているとよかったと考えるか」の結果を紹介している。