支援者の皆様Supporter
支援者様の声Voice of Supporter
高市智章 様-
きっかけは、教育の大切さと力強さに気づいた事、日本の未来への危機感でした。
私は2016年から約3年間、フィリピンのイロイロという町で仕事をしていました。
初めての海外勤務でしたので、日本の文化との違いや生活様式の違いに戸惑いながらも、人の温かさに助けられ、毎日楽しく過ごせていました。
生活にも慣れた頃、炊き出しをするボランティアに参加しました。
貧しいことに悲観することなく、元気いっぱいで目をキラキラさせている子供たちを見ていると、自分にいったい何ができるのだろう?と深く考えるきっかけとなりました。
街をジプニーに乗って眺めていると、肉体労働をする子供たち、物乞いをする子供たち、お手伝いをする子供たち、様々な光景を目の当たりにします。その光景を見ながら考えていた時、この貧困という負のスパイラルから抜け出す方法は、教育しかないのではないかと考えるようになりました。
教育さけ受ける事ができれば、将来の選択肢が増え、貧困から抜け出せるきっかけになり得ますし、教育にはそのパワーがある!
フィリピンは本当に活気がある場所でした。
若者たちが活動的で、優秀な人も多く、英語も堪能。
比べて日本の若者は消極的なイメージがあり、英語も不得意。
このままじゃ日本の将来はやばいなと肌で感じました。
教育の大切さ、日本の将来への危機感を感じていた時、さまざまな縁があって活動に参加させていただくようになりました。
熱い想いを持ったメンバー達と共に、これからも活動を通じて多くの方と触れ合い、共に成長していきたいと考えています。
渡部清太 様-
現在、フィリピンで仕事をしているのですが、ご縁があってこの団体の海外支援活動(ボランティア活動)に参加するようになりました。
もともと、フィリピンで生活をしている中で、この国が抱える貧困や生活環境の問題をひしひしと感じていましたが、同時に、どうにかしたいが個人の力ではどうにもできないという現実も感じていました。これらの問題を解決するには、長い時間や、国や地域全体を動かす大きな力を必要とするからです。
実際、ボランティアの企画や運営に参加した時も、誰が、どんな支援を必要としているか考え活動の方向性を決めるのが最も難しかったように思います。
しかし、何回か活動に参加していくうちに、大事なのは、例え小さな一歩でも、今自分たちにできることを精一杯することだということに気づきました。
私は、この国の貧困や生活環境の問題を解決する一つのファクターとして、子供たちの教育があげられると考えています。しかし、私たちに国の教育制度を変える力はありません。
そこで私は、子供たちにギフトを渡すときには、必ず文房具もその中に含めるようにしています。もしかしたら、渡したノートは、今日の夕ご飯の準備のための薪になるかもしれません。でも、誰か一人でもその文房具を手に取り、学びの一歩のきっかけになればという気持ちでいます。