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大学入試センター、CBT調査研究内容を公表。共通テストへの導入には課題克服が必要21/06/2022

独立行政法人大学入試センターは2022年6月14日、大学入学者選抜におけるCBT(Computer-basedTesting)の活用に関する調査研究の成果物を公表した。先行研究である阪大システムについての分析結果や、CBTシステムでの課題や留意点をまとめている。

 

大学入試センターは、国内外の各種試験の CBT化の動向を踏まえ、平成 23 年からCBT に関する研究を進めていた。2020年の「成長戦略フォローアップ」等の過去の閣議決定も踏まえ、共通テストにおけるCBTの活用、特に「情報I」出題でのCBT活用について調査研究を行い、これまでの調査研究の成果を大学や高等学校等で活用してもらえるよう報告書にまとめ、6月14日公表した。

 

報告書は3部に分かれた構成で、それぞれ、「CBTでの『情報Ⅰ』の出題に関する調査研究について(報告)」「個別大学の入学者選抜におけるCBTの活用事例集」「大規模入学選抜におけるCBT活用の可能性について(報告)」となっている。

 

「個別大学の入学者選抜におけるCBTの活用事例集」では、2021年度(令和3年度)」入学者選抜においてCBTを活用した大学に対してヒアリングを行い、各大学のCBT試験の実施方法等について取りまとめている。

 

「大規模入学選抜におけるCBT活用の可能性について(報告)」では、共通テストにCBTやIRT(Item Response Theoryy,項目反応理論)を導入する場合、どのよう利点や課題があるかについてまとめている。

 

「CBT報告書」(独立行政法人大学入試センター)