MENU

お知らせ What’s New

情報源が多く、完成度のレベルが上がっている自由研究…自由研究2023傾向調査21/07/2023

「好奇心と可能性を解き放ち、未来をSOZOWする学びの生態系をつくる」をビジョンに掲げるSOZOW株式会社(以下、「SOZOW」)は、2023年6月に小中学生の子供をもつ親302人を対象に実施した、「自由研究」についてのアンケート調査の結果を発表した。

 

調査ではまず、自由研究のテーマを誰が決めているかを質問。その結果、「親が決める」「子どもと親が一緒に決める」との回答が48%を占めた。

 

自由研究のテーマはどのように決めますか?

 

その背景には、親が子ども時代の環境と大きく変化したインターネットやSNSから得られる情報量や選択肢の多さ、イメージする完成度の高さから、親が関わらなければ作品を作れないレベルの自由研究も増えていることが伺える。

 

保護者様がお子さんのときの自由研究と今のお子さんの自由研究で違いが大きいと思うもの

 

情報源の多さに関しては、「調べようと思えば子どもでも専門的な知識にアクセスできるので、選んでテーマについてより深く知ることも出来る」というポジティブな意見もあれば、「テーマ決めから、情報収集まで、簡単にできてしまう」「情報源が多すぎて、確実に信頼できる情報を探すのが大変」「どこかのメディアやSNSで見たような作品も多々見受ける今の自由研究は、私が小学生時代に1人で四苦八苦しながら作った簡素な作品にあった個性のようなものが感じられないものも多い」など、課題に感じている声も多くあった。

 

また、親が関わることに関しては「仮説・実験・結果の導き出し方を、現在は低学年から取り組むことが推奨されていて、親のサポートが必須。子どもは1人で取り組みたい気持ちが強いので、さりげないサポートの仕方が難しい」というように、関わらなければ完成しない状況を感じながら、子どもに任せたいという思いがある声があった。

 

 

今回の調査では、自由研究の題材を考える上で、子どもの興味がある分野は何かを親に聞いた。最多は「アート・工作」の187人になり、次に「プログラミング」「自然・科学」となった。

 

お子さんの興味がある分野をお選びください

 

アンケートの回答には「自由研究は強制ではないので、やりたがらない」「やる気になってもらうことが一番難しいと感じる」との声があり、子どもの好奇心を引き出すことも、親にとっては重要なポイントとなりそうだ。

 

SOZOW株式会社