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文科省、全国の大学に対面授業求める「人的な交流も重要な要素」24/03/2022
文部科学省は22日、新学期を前に全国の大学に対して、新型コロナの感染対策をしたうえで、できるだけ対面授業を行うよう通知した。
通知では、大学の教育について、「豊かな人間性を涵養し、人格の完成を目指す上で、直接の体面による学生同士や教職員との人的な交流も重要な要素」とし、相互に切磋琢磨することのできる環境を整備することの重要性を強調。
十分な感染対策を講じた上での対面授業の実施や、図書館など学内施設を学生や教職員等ができる限り利用できるように努めることなどを促した。
文科省の調査によると、昨年4~12月の大学中退者は2万9733人で前年度と比べて若干増加している。
中退や休学の理由として「学生生活不適応・修学意欲低下」が大きな割合を占めており(19.8%)、昨年よりも増加傾向にある。
背景には、キャンパスに通う機会が十分に得られず、学生同士や教職員との人的交流が不十分だと感じたものがいたことも考えられる。
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「令和4年度の大学等における学修者本位の授業の実施と新型コロナウイルス感染症への対策の徹底等に係る留意事項について(周知)」(文部科学省)