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教師不足、8割以上の親が「深刻な問題」と認識。実施して欲しい教育は「金融教育」02/06/2023

e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所は、5月29日、子どもがいる親(計302人)を対象に実施した「学校と家庭での教育のバランスに関しての調査」の結果を発表した。

 

 

学校教育以外で教育費をかける必要があると思うか尋ねたところ、約9割が「はい」(266人)と回答した。

「はい」と回答した人を対象にその理由を聞いたところ、8割以上が「将来の夢のために必要なスキルを身に着けて欲しいから」(219人)、約6割が「学校教育では足りないと思うから」(157人)と回答している。多くの親が現状の学校教育の内容にとどまらない、子どもの将来の夢に繋がる学びに費用をかけたいと考えているようだ。

 

学校教育以外で教育費をかける必要があると思いますか、またその理由は?

 

学校教育以外で教育費をかける必要が「ない」と答えた人にもその理由を聞くと、最も多かった回答が「教育以外にも子どもにお金を使いたいから」(14人)で、「お金をかける余裕が無いから」(12人)、「適切な教育費のかけ方がわからないから」(10人)が多くななった。経済的余裕がない、あるいは適切な教育費のかけ方に悩む親も一定数いることが伺える。

 

「いいえ」と回答した方にお聞きします。その理由を教えてください

 

学校教育における教師不足が問題となっている中、新しい科目の公教育化が開始していることを踏まえて、特に学校で実施して欲しい教育について聞くと、「金融教育」(248人)との回答が約8割と最も高く、次いで「情報リテラシー教育」(201人)が約7割となった。

その理由としては、約6割が「家庭で教えられる自信がないから」(181人)、4割以上が「児童同士で交流するなどする方が身につくと思うから」(133人)と回答した。

 

特に学校で実施して欲しい教育はどれか?またその理由は?

 

次に、教師不足の解決策として、どんな取り組みに期待しているかという問いに対して、「メタバースなどを活用したオンライン授業の実施」(221人)と「タブレットなどデジタル教材の導入」(205人)が7割前後の回答を集めた。多くの親が、授業や教材のデジタル化によって教師の業務削減に期待していると伺える。

教師不足の解決策として、どんな取り組みに期待していますか。

 

 

株式会社イー・ラーニング研究所