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【大学受験】進路指導が選ぶ「面倒見が良い大学」ランキング23/03/2023

教区情報に特化したニュースサイト「大学通信オンライン」を運営する大学通信は、2023年3月15日、2022年進路指導教諭が評価する「面倒見が良い大学ランキング2022(全国編)」を発表した。

ランキングは、大学通信が全国の進学校を対象にアンケートを実施し、624校の進路指導教諭から得た回答をもとに作成したもの。項目別に大学名を5校連記で記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次を4ポイント…として集計。多くの受験生が迷う志望校選びに、進路指導のエキスパートの意見を役立ててもらうことを目的に実施した。

 

10位までのランキングは以下の通り。

面倒見が良い大学ランキング2022

(学校名の横の※印は国立、◎は私立、無印は公立を表す)

 

1位は金沢工業大学で297ポイント。同大では、「数理工教育研究センター」に代表される、学生の意欲や疑問に応じる多様なサポート環境を提供している。この施設では、専門的な学びの基礎となる数学・理科の個別指導が受けられるほか、毎日24時間使用できる自習室や、チームで利用できる「CDIOイノベーション&デザインスタジオ」、ライブラリーセンターなど、授業外に使える学びの空間がいたるところに設置されている。

 

2位は東北大学で212ポイント。同大は、主に教育力に着目して評価するタイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)の「世界大学ランキング日本版2022」で3年連続で1位に選出されている。2022年度からは「未来を構想してその実現に挑む」をテーマに、最先端の研究に裏打ちされた多種多様な科目を提供する新しいカリキュラムをスタート。初年次の学生から大学院生まで履修を可能とした全学教育を行っている。

 

3位は武蔵大学で111ポイント。ゼミを主軸とする少人数教育の伝統をキャリア支援にも生かし、学生が主体的に進路決定できるよう指導を行っている。キャリアカウンセラーの有資格者など経験豊富な職員が常時10人以上在籍しているキャリア支援センターは、就職活動が本格化する前に3年生全員に対し「個別面談」を実施。内定を獲得た4年生も就職活動に関する質問や相談に応じる等、きめ細かなサポートを行っている。

 

面倒見が良い大学ランキング2022は、トップ10に私立大学が7校ランクイン。1位・2位に票が集中し、3位いかを引き離す結果となっている。

尚、大学通信オンラインのWebサイトでは11位以下のランキングも紹介している。

 

「面倒見が良い大学ランキング2022(全国編)」(大学通信ONLINE)