学習管理アプリ「Studyplus」を運営するスタディプラス株式会社は、現役高校3年生ユーザーを対象に“成人年齢引き下げ”に関する調査を実施しその結果を公開した。調査は2022年4月6日～4月7日にインターネットを利用して行われ、1,379名の回答を得た。

調査の対象とした現役高校3年生は、2022年4月1日から施行された民法改正によって日本における成人年齢が18歳に引き下げられたことにより、2022年度内に成人を迎えることとなる。

調査結果によると、来年3月までに成人を迎えることに8割以上が「関心がある」と答えた一方で、「成人する実感がない」と答えた学生も79.8％いた。

成人したらやりたいこと1位は「選挙の投票（59％）」で、2位「クレジットカードを作る（34.1％）」、3位「部屋を借りて一人暮らし（30.3％）」と続いた。

成人を迎えると親の同意なしで様々な契約を結ぶことができるようになる。消費者トラブルに関する意識調査では、87.7％が「消費者トラブルに関するリスクを知っている」と答えた一方で、トラブルにあった際の対策方法については「知らない（12.9％）」「あまり知らない（29.3％）」と4割以上が対策方法を知らない結果に。リスクは理解していても、具体的な対策方法までをしっかりと理解している割合は低いことがわかった。

「成人年齢引き下げ”に関する現役高校3年生1,379人調査」（スタディプラス株式会社）