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Worldwide IQ Test「世界で最も知的な国々」日本が2位にランクイン17/05/2022
Worldwide IQ Test を運営するフィンランドの Wiqtcom Inc. は、同社が2022年に集計した最新データにおいて、「世界で最も知的な国々」をランキング形式で発表。日本は2位にランクインした。1位は台湾、3位はハンガリーだった。
Worldwide IQ Testは、2019年から100カ国以上の人々の知能を測定し、最も平均IQが高い国をランキング形式で発表している。信頼性が高く、正確で、文化による偏りが生じない仕様になっており、特定の言語を話すことや複雑な数学の問題を理解できることといった特定のコミュニティにおける個人の能力判断に偏ることなく、世界中の受験者にとって適切で信頼できる測定ツールとして活用されている。
今回発表された最新のデータによると、世界でもっとも知的な国々ランキングは、1位「台湾」で平均IQ116.07、2位「日本」平均IQ112.69、3位「ハンガリー」平均IQ111.42、4位「韓国」平均IQ111.36、5位「イラン」平均IQ111.33、という結果となった。
Wiqtcom Inc.によると、台湾は受験者数が少ないため、スコアの信頼性は高くないようだ。国内の優秀な人だけが受験している可能性もあり、データの結果にある種の歪みが生じやすい状態だという。
一方の日本では、これまでに多くの方々がテストを受けており、結果としてより正確なスコアデータが得られていると考えられる。
次のグラフは、日本と世界のIQスコアの分布を表している。これを見ると、日本のIQの平均点は世界の平均点よりはるかに高く、標準偏差は小さくなっている。
日本は技術力の高さで世界に知られており、特にエレクトロニクス、自動車製造、製薬などの分野で世界をリードする企業が数多く存在する。また日本は優れた教育システムを有しており、識字率が非常に高く、数学と科学の分野では常に世界トップクラスの成績を収めている。
こうした国としての特徴やIQ平均スコアの精度をあげるためには受験者が十分とはいえず、今後より多くの年代の人に幅広くテストに参加してほしいとしている。
なお、Worldwide IQ Testは世界中の学校、大学、学術・教育機関向けに無料テストライセンスを用意している。教師、講師、教授等、学術・教育的指導の立場にある人であれば、Webサイトから無料テストライセンスの申請を行うことができる。