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大学生協で売れている「Book Best 10」、本屋大賞&ウクライナ関連本が上位に03/06/2022

全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は2022年5月30日、全国の10生協の書籍部で4月に売れた本のベストテンを発表した。ランキングには、多くの大学で本屋大賞受賞作品や、ウクライナ情勢の関連書等が上位にランクインした。

 

「Book Best 10」では、全国10生協の書籍部が今売れている本を毎月紹介している。紹介されているのは、北海道大学生協、東北大学生協、東京大学生協、早稲田大学生協、慶應義塾生協、名古屋大学生協、京都大学生協、同志社生協、大阪大学生協、九州大学生協のランキング。

 

今回のランキングでは、2022年本屋大賞を受賞した「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬著)が各大学の上位にランクイン。東北大学では1位、京都大学と早稲田大学は2位、東京大学は5位、北海道大学と大阪大学、同志社大学は9位、慶應義塾大学は10位となった。東北大学の文系書籍店職員によると、「例年の受賞作より、売上が伸びている」という。

同士少女よ、敵を撃て(早川書房)

 

早稲田大学で1位になっている「ウクライナ侵略戦争」(『世界』編集部著)は、大阪大学で2位、北海道大学で10位にランクイン。東京大学では「現代ロシアの軍事戦略」(小泉悠著)が7位にランクインしており、ウクライナ情勢に対する高い関心がうかがえた。

ウクライナ侵略戦争(岩波書店)

 

各大学のBook Best 10はWebサイトに掲載している。

 

「Book Best 10 2022年4月」(全国大学生活協同組合連合会)