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今年度大学や専門学校を卒業する学生、31.4%が「進路選択に悔いが残る」26/10/2022
教育機関の募集広報をDXするSaaS「SchooLynk Contact」を開発・提供する株式会社Doorkelが実施したアンケート調査によると、今年度(2023年3月末)大学・専門学校を卒業する学生のうち、4人に1人以上である31.4%が「入学時の期待とギャップを感じ、進路選択に悔いが残る」と回答していることが分かった。
調査は、今年度(2023年3月)卒業予定の大学・専門学校に通う生徒を対象にインターネット上で実施した。調査期間は2022年9月14日~2022年9月15日。有効回答数は500人。
調査の中で、4人に1人以上である31.4%が「入学時の期待とギャップを感じ、進路選択に悔いが残る」と回答している。また、進路選択に満足していると回答した人が「(入学時に)期待していたことに関する情報は大学や専門学校からの発信内容で充分に得られたか?」という問いに「十分に得られた」と答えている割合が77.3%であることに対して、進路選択を後悔していると回答した人では同回答は半分以下の32.5%だった。
続いての「興味を持ったすべての学校のオープンキャンパスや学校説明会に参加したか」という問いには、進路選択への満足度に関わらず半数以上が「いいえ」と回答。進路選択に後悔している人は「オープンキャンパスに参加する必要性を感じなかった(直接大学や専門学校を訪れるのが面倒だった)」が36.7%ともっとも多く、次に「遠方のため参加が難しかった」が22.4%で続いた。一方で進路選択に満足している人では「(中略)必要性を感じなかった」と回答した人よりも「遠方のため参加が難しかった」(28.9%)、「日程の都合が合わなかった」(28.4%)という人が多くなっている。
その他に、自身の進路選択を振り返って「多くの選択肢から学校・専門学校を選ぶことが大切と思う」「オープンキャンパスや学校説明会以外で、疑問に思ったことを大学・専門学校へ気軽に質問・相談できる環境づくりが大切だと思う」の2つの問いがあったが、どちらも全体の85%以上が「はい」と回答しており、進路についてもっと情報を集めたかったという反省がうかがえた。
Doorkelはこの結果を受け、学校側は、入学してくる学生との期待値のギャップを生まないよう、高校生が気軽に参加できる形式で学校について詳しく知る場をつくることや、時間や場所に縛られないオンラインオープンキャンパスやオンライン学校説明会の実施が重要ではないかと述べている。
「今年度大学や専門学校を卒業する学生、4人に1人以上の31.4%が「進路選択に悔いが残る」」(株式会社Doorkel ※PR TIMES)