株式会社レビューが運営する暮らしに役立つ情報メディア「電気資格研究所JABO」は、日本全国の10代以上の男女を対象に「理系の大学生が卒業までに取っておきたい資格」についてのアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

調査はインターネットで2022年10月に実施。調査対象は10代以降の男女で、調査人数は100人（女性49人・男性51人）。

理系の大学生が卒業までに取っておきたい資格を調査したところ、1位は「基本情報技術者試験」と「ITパスポート試験」でそれぞれ19.0％を占めた。回答理由には、情報社会には必要な資格だから、IT知識を身に付けていることの証明になるといった意見が多数見られた。

1位の「基本情報技術者試験」と答えた人からは、「今からの時代は情報社会だと思うので、そのような仕事に関われるような資格を取ったほうがいいと思ったからです。（男性20代）」「IT関連の基本を押さえるべし。結局現代で必要とされる人材はIT関連知識を豊富に備えた人。高学歴でなくとも高収入を得ることができ、就職、転職で有利。IT関連専門の転職サイトがあるほど、企業からの需要がある証拠。（女性40代）」等の意見が集まった。

「ITパスポート試験」と回答した人からは、「理系の大学生はプログラミングでの開発職に就職などで進む方がとても多いです。ITパスポート試験では、ITを利用する社会人としての基礎かつ重要な内容が学べるので資格を取得することによって、就職活動などの際にITに関する用語や知識が一定以上あることを示すことができるので取っておきたい資格になります。（男性20代）」等の声が寄せられている。

【理系の大学生が卒業までに取っておきたい資格（ランキング）】

1位 基本情報技術者試験
1位 ITパスポート試験
3位 税理士
3位 危険物取扱者資格
5位 電気工事士
5位 弁理士
7位 衛生管理者
8位 その他

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