MENU

お知らせ What’s New

定員割れの私立大53.3%…過去最多を更新01/09/2023

「私立学校の教育の充実及び向上」と「その経営の安定」などのために私立学校を支援している日本私立学校振興・共済事業団は、2023年8月30日、2023年度「私立大学・短期大学等入学志願動向」を公表した。

今回公表された資料は、日本私立学校振興・共済事業団が2023年度に実施した「学校法人基礎調査」から、入学定員、志願者数、入学者数などを集計し、入学定員充足率や志願倍率などの動向を規模別、地域別、学部系統別にまとめたもの。調査基準日は2023年5月1日。集計学校数は、大学600校、短期大学276校、大学院485校となっている。

 

 

このうち大学は、志願者数、受験者数、合格者数、入学者数は前年度から減少したが、入学定員は増加。入学者数は前年度比1,595人減の50万599人。入学定員充足率は前年度から1.26ポイント下降して、99.59%となった。

定員割れ(入学定員充足率100%未満)の大学は前年比37校増の320校。大学全体に占める未充足校の割合は前年度比6.0ポイント増の53.3%となり、過去最多を更新した。

 

1志願者数等の増減状況(大学の概況)

 

大学の規模別でみると、すべての区分において入学定員充足率が下降。入学定員充足率が100%を超えたのは、「1,500人以上3,000人未満」「3,000人以上」の2区分のみ。一方、「100人未満」70.76%、「100人以上200人未満」87.53%など、小規模校を中心に定員割れが拡大している。

 

2規模別の動向(大学)

 

地域別にみると、入学定員充足率が上昇したのは、全国21地域のうち「京都」「福岡」のみ。入学定員充足率が100%を超えた地域は、「東京」103.46%(前年度比0.02ポイント減)、「愛知」101.74%(同0.32ポイント減)、「京都」101.37%(同0.07ポイント増)、「大阪」101.38%(同1.59ポイント減)の4地域だった。

 

3地域別の動向(大学・学校別)

 

学部系統別でみると、「医学」「理・工学系」「農学系」「社会科学系」「体育学」「芸術系」では、入学定員充足率が100%を超えた。前年度より入学定員充足率が上昇したのは、「歯学」「農学系」のみであった。

 

4学部系統別の動向(大学)

 

公開された資料では、都道府県ごとの詳しい状況などについても確認できる。

 

「2023年度 私立大学・短期大学等入学志願動向」(日本私立学校振興・共済事業団)