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中学生の資格・検定、高学年ほど受験率上昇15/11/2023
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は、運営するチャット型小説サービス「プリ小説 byGMO」を利用している中学生747名を対象に「資格・検定」に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。
調査期間は2023年10月19日~10月23日、インターネット調査で行われた。
調査背景にあるのは、急速な技術の進化や社会構造の変化に伴い日々新しく生まれる職業やキャリアパス。10代の若者たちが、これらの変化に適応し、将来のキャリアに向けて準備できるよう、キャリア構築のひとつの要素である「資格・検定」に関するアンケートを実施したもの。
調査結果によると、何らかの資格や検定試験を受けたことがある中学生は、中学1年で49%、中学2年生で61%、中学3年生では69%と学年が上がるごとに増えている。
また、受験したことのある資格・検定は、全学年を通して英検であることが分かった。
「受験したことがある」人が多かった英検、漢検は、これから取得したい資格や検定としても人気だった。
また、受験者数がどの学年でも1桁と少なかった、ジュニア・プログラミング検定と理検(実用理科技能検定)は、これから取得したい資格・検定では多くの票を集めた。2021年度より全国の中学校でプログラミング教育が必修化されたことにより、プログラミングへの関心が高まっているようだ。
資格・検定を受検する目的を聞くと、「受験に役立てるため」が全学年で最も多く、次は「将来就きたい仕事に役立てるため」。中学生のうちから将来のキャリアに向けた準備を積極的に行っていることがわかった。
資格や検定の勉強に利用したものは、全学年で「参考書・問題集」が最も多く、従来の手段が主流となっているものの、「アプリ」や「タブレット学習」など、オンラインリソースの学習方法も一定数選択されている、特に1年生と2年生では使用割合が多かった。