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【大学受験】医学部受験の予備校費用「500万円超」約4割07/01/2025
医系専門予備校メディカルラボ(河合塾グループ)を運営する株式会社キョーイクは、予備校に通って医学部に合格したことがある人やその保護者を対象に、「医学部受験×予備校」に関する調査を実施した。調査は2024年11月21日から11月26日にかけて行われ、1,020人の回答を得た。
医学部受験において予備校選びは重要な要素となる。一般的な予備校と医学部受験専門の予備校のどちらに通うかは、受験生やその保護者にとって大きな選択である。調査では、66.4%の人が一般的な予備校に通い、31.4%が医学部受験専門の予備校に通ったと回答した。どちらにも通った人は2.2%にとどまった。
医学部受験専門の予備校に通った人のうち、約9割が学力向上を実感している。具体的には、「非常に感じた」が45.5%、「やや感じた」が43.2%であった。医学部受験専門の予備校に通うメリットとしては、「早い段階から医学部受験対策ができる」(44.9%)、「医学部受験に特化した授業を受けられる」(43.0%)、「医学部受験に関する情報を得られる」(37.8%)があげられた。
予備校の授業形式については、少人数指導がもっとも多く選ばれた。少人数指導(講師1人:生徒2~10人未満)を選んだ人は40.2%で、完全個別指導(講師1人:生徒1人)は20.8%、集団指導(講師1人:生徒10~20人未満)は21.5%、講義形式(講師1人:生徒20人以上)は16.3%であった。完全個別指導を選んだ人の約9割が学力向上を実感しており、個々に合わせた柔軟な指導が評価されている。
また、医学部専門予備校に通った人に、授業形式別に学力の向上の実感について尋ねたところ、「学力が向上したと非常に感じた」「やや感じた」が最も多かったのは完全個別指導で、その割合はおよそ10割に上った。
次に、医学部に合格するまでにかかった予備校の費用について質問したところ、最も多かったのが100~500万円未満の30.6%、次が500~1,000万円未満の19.7%で、500万円以上の回答を選択した人は、全体の4割を超えた。費用については、高くても学力が上がる予備校に通った方がよいと考える人が約8割(82.0%)にのぼっており、費用対効果が重要視される傾向が明らかになった。また、その理由としては、「浪人費用を回避できる」(52.9%)、「奨学金や学費免除の可能性が高まる」(42.9%)、「早期に医師としてのキャリアを積める」(41.2%)があげられた。
今回の調査結果から、医学部受験において予備校が重要な役割を果たしていることが明らかになった。また、医学部受験専門予備校の完全個別指導の授業形式では、受講したほとんどの予備校生が学力の向上を実感し、個々に合わせた柔軟な指導が高評価を得ていることが示された。4割以上の方が予備校の費用に500万円以上を費やしているが、学力向上や医学部合格の可能性向上のために、長期的な視点での費用対効果を重視していることも明らかになった。