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奨学金の出世払い「ISA=Income Share Agreement」プラットフォーム構想29/03/2022

国内初のISA(Income Shsre Agreement、=所得分配契約)を支払いモデルとして採用したプログラミングスクール「CODEGYM」などを運営する株式会社LABOTは、自社スクールに限定せず国内外のさまざまな教育機関がISAを選択可能とする、ISAのプラットフォーム構想を発表した。今後のコーポレート・ファイナンスを経て、中長期的な経営構想として金融分野への参入、アジア市場への展開を行う。

 

ISAは一部の実費(教材や学習機材等)を除き、在学中は学費や入学金等の初期費用負担が一切なく、卒業後に就職した企業の年収に応じて支払金額を決定するモデル。卒業後に希望する職種への就労が実現した後、一定期間(CODEGYMの場合は30ヶ月間)、月額給与の一定割合(CODEGYMの場合は10%)を支払う義務が発生する。学習を始めた初期に挫折してしまったり、転職に成功しない場合には学費の支払い義務が発生しないほか、たとえ就職できた場合でも、ISA規定に定める年収ラインを下回る期間や、病気や怪我、介護、育児等の何らかの事情で給与を得られない期間がある場合、ISAにおける支払いは猶予され、金利は発生しない。このモデルは「出世払い」とも呼ばれ、所得による教育格差を是正する方法として数年前から米国を中心に、世界各地の教育機関やブートキャンプで採用されている。

 

 

「LABOT、『学費の出世払い』を国内・海外の様々な分野の教育機関に導入支援する『ISAプロバイダー事業』を通じ、金融分野に参入へ」(株式会社LABOT)