日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC）は、新型コロナウイルス感染拡大防止などの観点から、2020年10月試験回より実施していた、TOEIC Listening ＆ Reading公開テストの受験者数の制限及び抽選方式での申込受付を、8月試験回より終了すると発表。申込者全員が受験できる従来の申込受付を再開する。

TOEIC Listening＆Reading Test（TOEIC L＆R）は、日常生活やグローバルビジネスにおける生きたコミュニケーションに必要な“英語で聞く・読む能力”を測定するTOEIC Programテストの1つ。企業・団体における人事要件や、学校における入試・単位認定等で広く活用されており、2021年度の日本における受験者数は約212万人にのぼる。

8月21日に行われる試験の申込期間は、第300回（午前）が2022年6月21日（火）10:00～2022年7月4日（月）15:00、第301回（午後）が2022年7月5日（火）10：00～2022年7月11日（月）15:00。

なお、定員制・抽選制の終了に伴い、リピート受験割引は「1年後の同月から定員制終了までの公開テストのうち1回」から「1年後の同月から3カ月間実施する公開テストのうち1回」へ変更となる。また、プライオリティサポートについては以下の表の通りに変更となる。

TOEIC L&Rは今後も1日2回（午前・午後）の実施を継続する他、試験会場では引き続き、新型コロナウイルス感染予防策を行っていく。受験者へは、Webサイトに掲載している、試験会場における感染予防策・受験者へのお願いを確認の上で手続きをするよう呼び掛けている。

「TOEIC Listening ＆ Reading公開テスト2022年8月実施より定員制・抽選制申込受付を終了」（一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会）